top of page

永井紗耶子先生「きらん風月」の装画を描かせていただきました

講談社さんより1月24日発売、永井紗耶子先生「きらん風月」の装画を描かせていただきました。産経新聞・産経ニュースでの連載の単行本化、直木賞ご受賞後の第一作です。

デザインは芦澤泰偉さん、題字は明石すみれさんです。

その自由さ、そして権力への抗いとを筆の先へ一心に込めた文人・栗杖亭鬼卵(りつじょうていきらん)と、厳格な幕政を敷いた真面目過ぎる元老中・松平定信のひと時の邂逅を、さわやかにそして痛快に描く物語です。





裏表紙の鬼卵。一冊を通じて回想により彼の生涯が描かれていますので、少し若いころのイメージにしました。


印象的な赤色は芦澤さんのアイデアです。筆が鬼卵、煙管は権力側を象徴する意味で葵紋の意匠にしました。


bottom of page